酒の肴
さけのさかな
表現名詞
標準
appetizer or snack served with drinks
文例 · 用例
「まあ、やってご覧、あたしの寝酒の肴さ」 亭主は客に友達のような口をきく。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
旦那さん、酒の肴に……はははは、そりゃおいしい、猪の味や。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
「むむ、そのお稲で居た時の身の上話、酒の肴に聞かさんかい。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
初乃は、皆んなが先刻から数の子ばかりを酒の肴にしていたのをちらと想い出したので、ナマコの三杯酢をこしらえたら喜ぶだろうと思った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
しかも、それで居ながら酒の肴は豆腐か、つくしにかぎるなどと、まだ食気のことを云つて居た。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
六日間も自転車競争場の桟敷で、さばけた形をして酒の肴のザリ蟹を剥いてるところなぞ一緒にいてぞっとする程好かったですよ。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
家の者に聞かせたくない話題なども、ひょいと出るかも知れぬし、それに、酒は勿論、酒の肴も、用意が無いので、つい、めんどうくさく、外へ出てしまうのである。
— 太宰治 『酒ぎらい』 青空文庫
この小皿のものは、鮑のはらわたの塩辛ですが、酒の肴にはいいものです。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
今晩はビールを飲みながら、美味しい酒の肴を楽しみたい。
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このお店は、酒の肴の種類が豊富で、どれも美味しいと評判だ。
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ちょっとした酒の肴があれば、家飲みも十分に楽しめる。
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