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食み出し

はみだし
名詞
1
標準
文例 · 用例
巻に余って長く外へ食み出した所だけは細かい汗をかいている。
夏目漱石 一夜 青空文庫
隠袋から半分封筒が食み出してゐる。
夏目金之助 三四郎 青空文庫
美禰子」 其字が、野々宮さんの隠袋から半分|食み出してゐた封筒の上書に似てゐるので、三四郎は何遍も読み直して見た。
夏目金之助 三四郎 青空文庫
剥げ懸った堅い帽子の下から、霜に侵された厚い髪の毛が食み出している。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
袖無の裏から、もじゃもじゃした狐の皮が食み出している。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
繁った枝や葉は塀を越えて往来の上に青く食み出している。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
床几が二尺ばかり往来へ食み出した上から、二三足|草鞋がぶら下がって、袢天だか、どてらだか分らない着物を着た男が背中をこちらへ向けて腰を掛けている。
夏目漱石 坑夫 青空文庫
上に青い布巾がかかっている下から、丸い揚饅頭が食み出している。
夏目漱石 坑夫 青空文庫