手編み
てあみ
名詞名詞-の形容詞
標準
(hand) knitting
文例 · 用例
女房の手編みで甚だくたびれたセーターだが、二十円なら安かろう」 娘も承諾して、野村のぬいだセーターを片腕にくるくるまきつけて戻っていった。
— 坂口安吾 『桂馬の幻想』 青空文庫
非常によい香料が出来ていますから」「色の方は、どうでしょう」「色はよく抜けているから、新しく着色するのは容易です」 こういう問答をしているうちに、大きい手編みのざるに、いろいろなものの砂糖づけを一杯ならべて、娘さんが、しずしずと現われた。
— 中谷宇吉郎 『桃林堂の砂糖づけ』 青空文庫
白麻地や絽や手編みレースやモスリンレースなどのやうな贅沢な織物から、もつと丈夫な粗い袋布のやうなものまで、皆な此の麻で造るのだ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
黒い手編みの丸首のセーターが、薄っぺらな学生服の襟からはみ出し、むこうを向いた色白な秀才タイプの彼の首を、よけい繊弱に、かぼそく見させていた。
— 山川方夫 『煙突』 青空文庫
ただ経験によってあみ出された対策であるから、進歩は遅く、しかも自然の猛威に対しては全く消極的な防禦に止まらざるを得ないのである。
— 中谷宇吉郎 『雪』 青空文庫
さて雪中は廊下に江戸にいふ店下雪垂をかやにてあみたるすだれをいふ下し、雪吹をふせぐため也窗も又これを用ふ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
橋ある所へ下らん為に梯をまうけてあり、橋は直なる丸木を二本ならべにし、細木を藤蔓にてあみつけたるなり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
いかなるものにて何にするぞと問へば、山にあるいらといふ草也、これを糸にしてあみ衣を作るといへり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
母が編んでくれたマフラーは、愛情たっぷりの**手編み**だ。
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このセーターは、すべて**手編み**で丁寧に作られています。
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祖母は昔から、器用な**手編み**の技術を持っていた。
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