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雑糅

ざっかて
名詞
1
標準
文例 · 用例
今のアララギの傾向とはまるで相合はぬものであつたが、当時は文壇がまだ甚だ分化せず、かかる雑糅が何の奇もなく行はれてゐた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
日本の誇りとすべき特異貴重の諸生物を滅し、また本島、九州、四国、琉球等の地理地質の沿革を研究するに大必要なる天然産植物の分布を攪乱|雑糅、また秩序あらざらしむるものは、主として神社の合祀なり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
今では前後雑糅、県庁も処分に持て余しおるなり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
其が発動して、常識風に言へば、万葉ぶりである所の、古学者歌の新古雑糅の作物が出来たのである。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
現に見かけるところであるが、神社の広前に置かれてある狛犬には、狛犬だか獅子だか分らぬまでに雑糅されてしまい、角(真中に一本)を生やしたものも、少くないのである。
中山太郎 獅子舞雑考 青空文庫
雑糅曲の中に、「ヤンキー・ドードル」や「朝までは家へ帰らぬ」〔いずれも米国の流行歌〕の曲節があったのは、故郷を思い出させた。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫