横広い
よこびろい
形容詞
標準
文例 · 用例
」と、おきのは源作の横広い頭を見て云った。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
」 ああ、幽に見ゆる観世音の額の金色と、中を劃って、霞の畳まる、横広い一面の額の隙間から、一条たらりと下っていた。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
兵器特に撃針銃の採用進歩は散兵の威力を増加して逐次戦闘正面を拡大して再び横広い隊形となった結果、自然会戦指揮は再び第一線決戦主義に傾いて来たが、シュリーフェン全盛時代までは「緒戦、戦闘実行、決戦」と会戦時期を三区分していたように、やはりナポレオン時代の第二線決戦の風も当時残っていたのである。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
而して其の丘のような横広い体躯を揺り起して、額をピタリ卓子につけて痛み入る程丁寧な挨拶。
— 木下尚江 『大野人』 青空文庫