花会
はなかい
名詞
標準
文例 · 用例
気がついてみると、今日は吉野の花会式である。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
保雄は一面詩人を以て任ずると共に一面に後進の詩人の教育者を以て任じて居る丈あつて、彼の率ゐる梅花会の会員から有望な青年文学者を出して居る事も少く無い。
— 與謝野寛 『執達吏』 青空文庫
鏡花愛読者が鏡花会をつくって作者に声援していたころだった。
— 長谷川時雨 『江木欣々女史』 青空文庫
欣々女史も鏡花会にはいって、仲間入りの記念にと、帯地とおなじに機らせた裂地でネクタイを造られた贈りものがあったのを、幹事の一人が嬉しがって、「此品、欣々女史の帯とおなじ裂れだそうです。
— 長谷川時雨 『江木欣々女史』 青空文庫
計画は計画を生んで、「おでん」と「お茶の会」を女子青年会が、そして和洋の音楽会を二つ、映画界と生花会、一連の切符を二十円で売って、一週間ぶっ通しの花のフェスティバルをする事となった。
— ――尾道市図書館より―― 『地方文化運動報告』 青空文庫
そして、北村といふチョーチン屋の子供だの大谷といふ女郎屋の子供と六花会といふのを作り、学校を休んでパン屋の二階でカルタの稽古をしてゐた。
— 坂口安吾 『石の思ひ』 青空文庫
そして、北村というチョーチン屋の子供だの大谷という女郎屋の子供と六花会というのを作り、学校を休んでパン屋の二階でカルタの稽古をしていた。
— 坂口安吾 『石の思い』 青空文庫
全然ボンヤリ学校を休んでいたわけでもなく、勉強のキライなのが六人あつまってクラブをつくり、六花会と命名して小倉百人一首の練習をやった。
— 坂口安吾 『世に出るまで』 青空文庫