武者修行
むしゃしゅぎょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
traveling about to gain skill in combat (travelling)
文例 · 用例
魔除鼠除けの呪文、さては唐竹割の術より小よりで箸を切る伝まで十銭のところ三銭までに勉強して教える男の武者修行めきたるなど。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
自分の能力を計らないで六かしい学問に志していっぱしの騎士になったつもりで武者修行に出かけて、そうしてつまらない問題ととっ組み合って怪物のつもりでただの羊を仕とめてみたり、風車に突きかかって空中に釣り上げられるような目に会ったことはなかったかどうか、そんなことを考えない訳にはゆかなかった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
其のかはり武者修行に退治られます。
— 泉鏡太郎 『月夜』 青空文庫
――むかしここいらで、小学校へ通うのに、いまのように洒落た舶来ものは影もないから、石盤、手習草紙という処を一絡めにして……武者修行然として、肩から斜っかけ、そいつはまだ可いがね、追々寒さに向って羽織を着るようになるとこの態裁です。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
別にまた武者修行でも来れば可し、さもなけりゃ私だって、お前たちにゃ一人にも敵やしない。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
強盗をしたのだか何をしたのだか知らないが、黄金を沢山持って武者修行、悪く云えば漂浪して来た伊勢新九郎は、金貸をして利息を取りながら親分肌を見せては段々と自分の処へ出入する士どもを手なずけて終に伊豆相模に根を下し、それから次第に膨脹したのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
僕の処へもよく遊びに来る、肩のあがった、武者修行のような男。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
「そりゃ何しろとんだ事だ、私は武者修行じゃないのだから、妖怪を退治るという腕節はないかわりに、幸い臆病でないだけは、御用に立って、可いとも!
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
作例 · 標準
剣術の達人になるために、彼は全国を巡る武者修行の旅を続けた。
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武者修行中に、彼は多くの強敵と出会い、腕を磨いた。
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彼が会社を辞めて海外へ行ったのは、自分を鍛えるための武者修行らしい。
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