殴る蹴る
なぐるける
名詞動詞-サ変
標準
punching and kicking
文例 · 用例
その女の同志はハッとして何かを口へ入れてしまったと見ると、彼等は一時に折り重り、殴る蹴る。
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
と左膳はお藤を自室に幽閉して日々打つ殴る蹴るの呵責を加えているのだが、お藤は源十郎のために、お艶をさらう便宜をはかったにすぎないことは、左膳にもよくわかっていたから、ただひとこと殿様に頼まれて……とお藤が洩らすのを証に源十郎へ掛け合うつもりでいるものの、それをお藤は、頑固に口を結んでいっかないわぬ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
腕が飛ぶ拳が振りあがる、殴る蹴る。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
そして、殴る蹴るという騒ぎになるのであった。
— 氷の下の芽 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
もちろん、亭主に反抗するようなことは決してなかったが、それにもかかわらず、富三郎は絶えずおくにに当りちらし、酔っているときなどは殴る蹴るという乱暴をした。
— 駈込み訴え 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
相手は金にするつもりだから、殴る蹴るの乱暴にも限度がある、決して傷をつけるようなことはなかった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の行為は単なる口論ではなく、殴る蹴るの暴行だった。
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いじめは、言葉の暴力だけでなく、殴る蹴るの行為に及ぶこともある。
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泥酔した客が店員に殴る蹴るの暴行を働いた。
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