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手さばき

てさばき
名詞
1
標準
handling
文例 · 用例
むしろ冷静な観察者となって自然の選択淘汰の手さばきを熟視するほかはないようにも思われるのである。
寺田寅彦 俳句の型式とその進化 青空文庫
此処で何様いう風に右衛門が巧みに訴え、上手に弁じ、手強く筋を通して物語ったかは、一寸書き現わしたくもあるところだが、負けた相撲の手さばきを詳しく説くのもコケなことだから省いて置く。
幸田露伴 連環記 青空文庫
事の勃発いたしましたのは、前回の身代わり花嫁騒動が、いつもながらのあざやかな右門の手さばきによってあのとおりな八方円満の解決を遂げてから、しばらく間を置いた二月上旬のことでしたが、それも正確に申しますればちょうど二日のことでした。
毒色のくちびる 右門捕物帖 青空文庫
むっつり右門は手さばきも味がこまけえが、眼のにらみも味が通ってこまけえつもりだ。
やまがら美人影絵 右門捕物帖 青空文庫
もつともひつぱり出すほうではもつぱら奇景の探勝を目的としているのであろうから、八さん熊さんがタキシードを着こなして手さばきも鮮かに料理を食うことよりもむしろその反対の光景を期待しているかもしれない。
伊丹万作 雑文的雑文 青空文庫
思えば世間は、おおよそは旗ふる人の手さばきのままである。
折口信夫 歌の円寂する時 青空文庫
」 が、役人どもは、すでに懸命の十手さばきにかたく口を結んで、こたえる気色もいとまもない。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
この平七郎|雪崩おちの手さばきを知察した泰軒、われからすすんで平七郎の剣をはねるや、体を左に流して栄三郎を庇ったから、栄三郎は、手なれの豪刀武蔵太郎を引くと同時にくり出して、左膳の胸部を狙って板割りの突きの一手……。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
作例 · 標準
板前の見事な包丁の手さばきに、カウンター越しのお客さんは見惚れていた。
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ディーラーの流れるようなカードの手さばきは、まるで魔法のようだった。
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母のテキパキとした料理の手さばきを、私はいつも尊敬の眼差しで見ている。
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