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頭足

とうそく
名詞
1
標準
文例 · 用例
それ以来次第に研究を進めてみると、章魚船には限らず一般に頭足類の動物中にはこの種の生殖法が特有なものだという事が知れて来た。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
一体頭足類の動物中で多少の光を放つものが三十種以上もある。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
その時の福島方の立ち合いは、白洲新五左衛門と原佐平太とで、騎馬組一列、小頭足軽一統、持ち運びの中間小者など数十人で関所を引き払った。
第二部上 夜明け前 青空文庫
(浪花節か義太夫か)受験生の母親 えー、頭足類はたこに、いいだこに、ま烏賊、するめ烏賊、やり烏賊の五つ。
海野十三 新学期行進曲 青空文庫
頭足類、腹足類、斧足類などを暗記しておりますのも、道夫以上に母親が知っていれば、道夫が発奮すると思うからでございますよ。
海野十三 新学期行進曲 青空文庫
小屋のひろさは一坪あまり、すなわち四平方メートルだったから、夜寝るときには、ひらめを魚箱につめるように、みんな横向きになり、しかも頭足交互に並ばねばならなかった。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
いや、酒はつけたりであるが、蜂の子のおいしいことは、  本草綱目に、頭足未成者油炒食之 とある通り、日本人から支那人に至るまで誰も知らぬ者はあるまい。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫
本草綱目には頭足まだ成らざる者を油で炒って食うとあるが、ほんとうにおいしいのは、既に肢翅成って巣蓋を破り、まさに天宙に向かって飛翔の動作に移らんとするまで育ったのが至味というのである。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫