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犬公方

いぬくぼう
名詞
1
標準
Dog Shogun (nickname of Tokugawa Tsunayoshi)
文例 · 用例
犬公方と下々の仇口に呼ばれた位だから無法に我々同類に御憐愍を給はつたものだ。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
犬公方はすでにお出座なさったあとで、そのお座席の左側は紀、尾、水、お三家の方々を筆頭に、雲州松平、会津松平、桑名松平なぞ御連枝の十八松平御一統がずらりと居並び、右側は寵臣柳沢美濃守を筆頭の閣老諸公。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
御酔狂な犬公方様の事ゆえ、あれなる美形に何ぞ謎がかかっているかも知れぬぞ」 呟いたとき――、ドドンと打ち鳴らされたものは、馬首揃えろ!
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
犬公方様またなき御愛犬と見えて、お守役のお城小姓がふたり。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
お席はここでござります」 変哲もない只の犬だが、八百万石御寵愛の犬とあってはこれも御威光広大、位も五位と見えて、尾の長い五位さまがいとも心得顔に、将軍家お褥のかたわらへちょこなんと坐ったところへ、荒々しいたたみの音がつづいて、お犬公方綱吉公のけわしい顔が現れました。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
俗にいう犬公方がそれである。
佐藤垢石 増上寺物語 青空文庫
初鰹高時犬にくらはせる 徳川五代綱吉という人も犬公方といわれたくらいの犬好きで、多いときには四万八千匹飼っていたというから高時より役者が一枚上である。
三代目 三遊亭金馬 青空文庫
(ひとつ、お犬小屋を、ひッくり返すような目にあわせて、犬公方や犬役人どもに、泡をふかせてやろうじゃねえか) と、いうのが、今夜の目的であり、そこらが精いッぱいの義憤だった。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
作例 · 標準
徳川綱吉は、生類憐みの令を出したことで「犬公方」と揶揄された。
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歴史の授業で、犬公方の治世と政策について学んだ。
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犬公方の像は、とある寺院にひっそりと安置されている。
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