御息災
ごそくさい
名詞
標準
文例 · 用例
第二に、五月上旬、門へ打つ守り札を、魚籃の愛染院から奉ったのを見ると、御武運長久|御息災とある可き所に災の字が書いてない。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
で、お父上はその後御息災でいられるかな」「はい」と言ったまま、娘はきゅうに下を向いて、はらはらと涙を滾した。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
オボレンスキー公爵と、鼻眼鏡をかけて居られる其|母堂とは、御息災ですか。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
お留守はほかに変りもない、奥方はじめ小四郎さまも御息災であるし、万事平穏にいっている。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫