明けても暮れても
あけてもくれても
表現
標準
day in and day out
文例 · 用例
娘の思ひ出したのは、自分が明けても暮れても縫物をしてゐる窓の下の座である。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
それを考えると、わたくしは何だか師匠を見殺しにしたようで、明けても暮れても気が咎めてなりませんから、毎月その詫びながら墓参りには欠かさずに来るようにしています。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
明けても暮れても姫の名を呼んで、どうぞ一度逢わせてくれと泣き狂うので、屋敷中の者も持て余した。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
明けても暮れても座禅に熱中した。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
で、私の臆病には自分ながら愛想の竭きる位で、倫敦へ帰った後も、例の貴婦人の怖い顔が明けても暮れても我眼に彷彿いて、滅多に忘れる暇がない。
— 岡本綺堂 『画工と幽霊』 青空文庫
何よりも苦しいことは、性慾ばかりが旺盛になって、明けても暮れても、セクスの観念以外に何物も考えられないほど、烈しい情火に反転|悶々することだった。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
伊助は襷こそ掛けなかったが、明けても暮れてもコトコト動きまわった。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
しかし、夫の庄之助が今日この頃のように明けても暮れても寿子にかまけていて、礼子自身腹を痛めた弟や妹たちとはくらべものにならぬ位、寿子に熱中しているのを見ると、さすがに礼子はいい気はしなかった。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
作例 · 標準
明けても暮れてもの例文