稼ぎ高
かせぎだか
名詞
標準
earnings
文例 · 用例
稼ぎ高は多かったから、生活苦でもない。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
そしてふと傍の新聞を見れば、最近京都の祇園町では芸妓一人の稼ぎ高が最高月に十万円を超えると、三段抜きの見出である。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
で、根気よく一|箇年ほど、この工場の仕事を続けてみると、五週間に六銭の食費で、鼠一匹の稼ぎ高が、廿五|吋の長さの糸を三千三百五十本紡いだといふ勘定になつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
そんなに急に、多数の女が時局産業に働きはじめているのに、金属工、機械工の最高の稼ぎ高でさえも女は男より三分の一から半分の給料しかとっていないことも、目をひく事実である。
— 宮本百合子 『働く婦人』 青空文庫
おかげで二年も経たないうちに宮原の稼ぎ高は倍ほどにもなっている。
— RED BRIDAL 『赤い婚礼』 青空文庫
これが内儀さんにもうすら分っていて、御亭主の信用を地に堕すまいとする気から余計に賃仕事の稼ぎ高をあげようと努める風がみえる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
このすまなさを何かで償いたいとの心がけから内儀さんの賃仕事を手伝ったり、内職の袋貼りなどで得た稼ぎ高を自分の食い扶持の足し前にしてくれるように、と爺さんの手へそっくり渡しているのだった。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
種が内職の稼ぎ高のいくらかを別にしておいて、それでこっそり内儀さんの好きな豆餅を奢ることもある。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
作例 · 標準
今月の稼ぎ高を確認した店主は、予想以上の利益に思わず笑みをこぼした。
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先週のフリーマーケットでの稼ぎ高を、参加者全員で公平に分配する。
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「昨日の稼ぎ高じゃ、今日の仕入れ代にも足りないよ」とため息をついた。
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