死んでも死に切れない
しんでもしにきれない
表現
標準
I can't die and leave things this way
文例 · 用例
ところが、差当り、今目の前に、貴女の一雫の涙を頂かないと、死んでも死に切れない、あわれな者があるんです。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂はせて迄自分が生涯それに執著した所のものを、一部なりとも後代に傳へないでは、死んでも死に切れないのだ。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりとも後代に伝えないでは、死んでも死に切れないのだ。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
その言葉をきかぬうちは死んでも死に切れないのです」 平素、冷静そのものといわれた総監が、病気のためとはいえ、かほどまでに気の弱くなるものかと、松島氏は不審に思うくらいであった。
— 小酒井不木 『外務大臣の死』 青空文庫
死んでも死に切れない。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
妾、これが分らないと死んでも死に切れないと思うのよ」 と妾は切なる願いを洩らした。
— 海野十三 『三人の双生児』 青空文庫
あのひょうげたへちま面が、二度と御府内でぶらつかねえように、今度こそ根こそぎ叩きつけ、息の根をとめてやろうという、かけがえのないこの晴の日に、その相手がゆくえ知れずでは、まったく、……まったく死んでも死に切れない。
— 丹頂の鶴 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
さらにまた自分の愛する者が自分の死によって受ける烈しい打撃を思えば、彼らの生くる限り彼らにつきまとう重い悲哀を思えば、死んでも死に切れないようなイライラしさを感じるだろう。
— 和辻哲郎 『停車場で感じたこと』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
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例文2
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例文3
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