米殻
こめがら
名詞
標準
文例 · 用例
支那では北京政府が二十万|元を支出して送金して来た外、これまで米殻輸出を禁じていたのを、とくに日本のために、その禁令をといたり、全国の海関税を今後一か年間一割ひき上げて、それだけを日本へおくることを発表しました。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
」 すると一人の米殻商と二人の酒商は――真実その時私の眼に、彼等の表情が岡の制作品である烏天狗や太作の鬼の面などゝ対を作して見えた――憤つとふくれて、「あなた方のもう一ヶ月は、聞き倦きましたね。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
受取つた米殻通帳その他は、その日から村で通用するやうになつた。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫
農会 はじめて米殻通帳を持つて、その農会へ行つた時、そこの土間の棚にレモンシロツプや麦藁帽子、釦などが並べてあるのを私はじろじろと眺めた。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫