指組み
ゆびぐみ
名詞
標準
文例 · 用例
保線工手狸の毛皮を耳にはめ、 シャブロの束に指組みて、うつろふ窓の雪のさま、 黄なるまなこに泛べたり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
この遊のさまを見て立ち住まり、指組みあはせて宣ふやう。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
あな忌々し、とく去ねよ、さて、また次のなれが面、みれば麗容うつろひて、悲、削ぎしやつれがほ、指組み絞り胸隠す双の手振の怪しきは、饐ゑたる血にぞ、怨恨の毒ながすなるくち蝮を掩はむためのすさびかな。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
あな忌々し、とく去ねよ、さて、また次のなれが面、みれば麗容うつろひて、悲削ぎしやつれがほ、指組み絞り胸隱くす双の手振の怪しきは、饐えたる血にぞ、怨恨の毒ながすなるくち蝮を掩はむためのすさびかな。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫