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名詞
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標準
文例 · 用例
あなたに遙か遠く山脈の連なるところ、煙の如く砂塵を蹴立てて來る軍馬の一隊は、これぞ即ち普魯西の軍にして、ブリツヘル將軍の率ゐるものでございます。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
『やつちまへ』『疊ん仕舞へ』彌次馬の聲、畢竟は我が味方と、芳は勇み立つて、無手と對手の襟髮を掴むや、馬手の下駄は宙を飛んで、その頬桁を見舞はんとす。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
木遺男の勇者等も仕事師ばらの軍もいま力戰の眞最中やたち上りたる、もうぢんの中に交りて一しきり陣鼓ときめく凄まじさ。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
私を通りすがりに、自動車にけ乗せて、その邸宅に連れて行ってくれる、小説の美しいヒロインも、そこには立っていなかった。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
だが、青年団、消防組の応による、県警察部の活動も、足跡ほどの証拠をも上げることが出来なかった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
白い旗が、ヒラヒラと、彼の生前を思わせる応旗のようにはためいた。
葉山嘉樹 死屍を食う男 青空文庫
しかして教会ならびに教職の同情助は余の身に伴わざりしといえども、神の恩恵と平信徒の同情との余に加わりしが故に、余は今日に至るを得たのである。
内村鑑三 基督信徒のなぐさめ 青空文庫
教会の助同情の信仰的事業の成功になんらの必要なき事はこの一事を以ても知らるるのである。
内村鑑三 基督信徒のなぐさめ 青空文庫