さん付け
さんづけ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
attaching the polite suffix "-san" to someone's name
文例 · 用例
ところがその次に会うた時は『頭山さん』とさん付けにして一段格を落しおったから、感心して見ていると、三度目に会うた時は頭山君と云うて又一段調子を下げおった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
自分の所夫だけれど矢ツ張り橋本さん/\とさん付けにして居りました。
— 楢崎龍、川田雪山 『千里の駒後日譚拾遺』 青空文庫
記事は確かに事実の客観的記述以外の何物でもなくこれを書いた記者の意見などどこにも入っていないのだが、殺人者の妻の名前は呼び捨てで書かれ死亡した夫の方はさん付けしてあるからだろうか、隼人には短縮すれば妻は悪く夫は同情すべきだという命題がそこに提示してあるような印象を受けた。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
無理心中に成功した方はさん付けで同情的に書かれ、失敗した方は殺人者として呼び捨てにされている。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
その頃、さんづけでよばれることはなく女中とよびすてられた。
— 宮本百合子 『私の青春時代』 青空文庫
まず自分を「牧野さん」とさんづけでよんで、自分の小説の自慢をはじめるからである。
— 坂口安吾 『私は誰?』 青空文庫
母もたまには自分をさんづけにして二郎さんと呼んでくれる事もあるが、これは単に兄の一郎さんのお余りに過ぎないと自分は信じていた。
— 夏目漱石 『行人』 青空文庫
なぜ片っ方が公なのに、片っ方はさんづけにされてしまったのか、ちょっと分らない。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
作例 · 標準
初対面の人には、相手の名前をさん付けで呼ぶのが丁寧な印象を与える。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
日本では、敬意を表すために上司や目上の人にはさん付けをするのが一般的だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼の名前は珍しいので、初めて聞く人はよくさん付けを忘れてしまうことがある。
Illusions AI · gemini-2.5-flash