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火攻め

ひぜめ
名詞
1
標準
attacking with fire
文例 · 用例
これは、相模の野原で火攻めにお会いになったときに、その燃える火の中にお立ちになっていた、あの危急なときにも、命は私のことをご心配くだすって、いろいろに慰め問うてくだすった、ほんとに、お情け深い方よと、そのもったいないお心持を忘れない印に歌ったのでした。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
油と燃え草を用意した火攻めで、火の廻りの早いために土地の鳶の者も未だ来ません。
不死の霊薬 銭形平次捕物控 青空文庫
「それっ、追い討ちにかかれ」「焼き立てろ、火攻めに移れ」 良兼の部下は、余勢を駆って、さらに、豊田郷の深くに進攻し、放火、掠奪、凌辱など、悪鬼の跳躍をほしいままにして、その日の夜半頃、筑波へひきあげた。
吉川英治 平の将門 青空文庫
戦法は、火攻めを主とした。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
殿が早くもそれへお心づきあったことは敬服にたえませんが、なおかつ、何ゆえ、その実行を御躊躇あそばしておられますか」「されば、古来、火攻めをもって攻城に成功したためしは幾多もあるが、水攻めをもって功をとげた例はほとんどない」「三国時代、後漢の戦記には見たように思いますが。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫
傷口の場合と同じように、水むしの陣地を、灸で包囲し、病巣を火攻めで殲滅しつくすのである。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
お前らあ、今のうちに、山の方へ逃げおらんと、火攻め鉄砲攻めになってから、じじ婆や子どもを抱え、吠え面かいてまた路頭に迷うのだ。
第十分冊 新書太閤記 青空文庫
幾たび目かの、木曾川をわたり、翌日、二宮山に出て、敵情を偵察し、転じて、二十八日には、小折附近の敵の散兵を掃討し、附近を、火攻めにして、ひっ返した。
第十一分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
城を囲んだ軍勢は、強風の日を狙って一斉に矢を放ち、火攻めで敵の戦意を削ごうとした。
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小説のクライマックスで、忍びが敵陣に火を放つ火攻めのシーンが迫力満点に描かれている。
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古典的な戦法である火攻めは、地形や気象条件を熟知していなければ成功しない。
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