生き神様
いきがみさま
名詞
標準
living god
文例 · 用例
16 深夜のT市に棲息する夥しい人々から、まるで生き神様のように敬愛されている「深夜の市長」のことを、呼びようもあろうに大悪魔と罵って悔いない人間があろうとは、全く意外中の意外であった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
天使と担がれた天草四郎は、伝説の中の生き神様になるだけの天質があつたのだ。
— 坂口安吾 『島原の乱雑記』 青空文庫
生き神様はこうなるものかと大巻先生は童貞のダライラマを思いうかべたりしたほどだった。
— 坂口安吾 『神サマを生んだ人々』 青空文庫
フシギや日増しに力もつき、心気とみに冴えて、血色もよくなったから、玉乃はたちまち志呂足を生き神様と狂信するに至った。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
その生き神様のオメガネに易々とかなうことのできなかった木々彦は、そのために村人になんとなく安ッぽく見られるような貧乏クジをひくメグリアワセになってしまった。
— その九 覆面屋敷 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
生き神様のお供え物にきまっているから、おいしく煮ておあがり下さい」 ヒメの笑顔はオレの言葉にとりあわなかった。
— 坂口安吾 『夜長姫と耳男』 青空文庫
そしていつか、孔明を呼ぶに、「慈父丞相、大父孔明」と、いいたたえ、その戦蹟の諸地方に、早くも生祠(生き神様の祭り)を建て、四時の供物と祠りを絶たなかった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
いきがみさま、と私も興深げに呟いたやうな氣がする。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
彼はその繊細な料理の腕前で、まさに「生き神様」と称されるほどの存在だ。
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伝説的なプログラマーである山田氏は、若手エンジニアたちから「生き神様」と呼ばれ、そのコードに一喜一憂する者も少なくない。
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創業者は、その革新的な経営手腕で、社員たちにとってまさに「生き神様」のような存在だったと語り継がれている。
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子供が初めて見るマジシャンの手品に目を輝かせ、「わあ、「生き神様」みたい!」と感嘆した。
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