犠打
ぎだ
名詞
標準
sacrifice (bunt or fly)
文例 · 用例
「あゝ今のは、言ひ過ぎた………言ひ過ぎだ………!
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
ぼくも木からおりて、しゅっこといっしょに、向うの河原へ泳ぎだした。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
騒ぎだした時、すぐに池を見たら間に合ったかもしれなかった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
それがわずかに「わが青海流は都会人の嗜みにする泳ぎだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
生徒達の一行にさえ頓着なしに泳ぎだした。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
『あるとも、一昨日なんか骨膜炎の手術を受けた老人がね、義太夫を唸り出す騷ぎだつたよ‥‥‥』と、水島は相變らず冷靜な顏附で云つた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
」 と、お互に微醺を帶びて變に彈み立つた氣分で黄包車を驅り、再び四馬路の大通へ出たのはもう夜の一|時過ぎだつた。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
……大方眠りつこうとしていると、不意に土間の隅に設けてある鶏舎のミノルカがコツコツコと騒ぎだした。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫