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一足違い

ひとあしちがい
名詞
1
標準
barely miss (meeting someone, catching a train, etc.)
文例 · 用例
――爺さんは、当夜植木|店のお薬師様の縁日に出た序に、孫が好きだ、と草餅の風呂敷包を首に背負って、病中ながらかねて抱主のお孝が好いた、雛芥子の早咲、念入に土鉢ながら育てたのを丁寧に両手に抱いて、来て、途中頭の上の火事に慌てながら、驚破や見舞、と駆込んで、台所口へ廻ったのが、赤熊と一足違い
泉鏡花 日本橋 青空文庫
兵粮だって餡麺麭を捻込んで、石滝の奥へ、今の前橋を渡ったんだ、ちょうど一足違い位なもんだ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
で、六が砂まぶれの脚絆をすじりもじって、別荘の門を通ったのと、一足違いに、彼は庭下駄で、小石を綺麗に敷詰めた、間々に、濃いと薄いと、すぐって緋色なのが、やや曇って咲く、松葉牡丹の花を拾って、その別荘の表の木戸を街道へぶらりと出た。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
僅に一足違いで、トムは既に樹根に倒れていた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
手紙と一足違いに、意外にも安二郎が迎えに来た。
織田作之助 青空文庫
手紙と一足違いに意外にも安二郎が迎えに来た。
織田作之助 青空文庫
一足違いでしたよ」 という返事である。
織田作之助 昨日・今日・明日 青空文庫
伯母様も貴方の弟思いの御心持にスッカリ同情されましたが、一足違いで貴方を取逃がされたのを非常に残念がり、八方に部下を飛ばして貴方の行衛を探しておられると、両国橋の方向へ行かれる貴方を発見した者が、電話で知らせた。
夢野久作 冥土行進曲 青空文庫
作例 · 標準
空港に着いたとき、彼の飛行機は一足違いで出発してしまった。
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連絡したら、彼が店を出たばかりだという。まったく一足違いだ。
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欲しかった限定品は、一足違いで他の客に買われてしまった。
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