来生
きすぎ
名詞
標準
文例 · 用例
元来生物界は、一つの連続である、動物に考があれば、植物にもきっとそれがある。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
「謎々、なあに、照る日にからかさ」 この文句の句調から出る無邪気とも単的ともいいようのない謎々の謎なるものが自分が将来生みもしようこどもほどにもいじらしく可愛らしく感じられて来ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
太陽の光線に当るのが左程恐ければ、来生は土鼠にでも生れ変って来るがいい。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
そうして色々の変った新しい様式が将来生れ得る可能性が多分にありそうにも思われます。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
自分は元来生れたのでもなかった。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
実際夫人は彼に取って、此数年来生活の唯一の保証者であった。
— 菊池寛 『大島が出来る話』 青空文庫
ことによるとそれは、太古以来生き残っている原人の棲家かも知れない……なぞと云い出す凝り屋も居る。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
もしも左様なつたら、奈何して是から将来生計が立つ。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫