急追
きゅうつい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
(being in) hot pursuit
文例 · 用例
予は病院の長い、さうして靜かな夜を想像して、一人當分の間其處にこの生活の急追を遁れることが出來ると思つた。
— 石川啄木 『第十八號室より』 青空文庫
しかして田牧の北方附近にいたるや高坂弾正の急追をうけこれに応戦した。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
ところが彼がだまっていたのは、却って彼の図太さの証拠であると課長は判断してこういう場合にいつも用いる、息をもつかせぬ「急追法」をとった。
— 平林初之輔 『犠牲者』 青空文庫
「艦隊ハ午後九時二十分北緯四十度東経百三十七度ノ洋上ニ於テ、高度約二千|米ヲ保チ、南東ニ飛行中ノ敵超重爆撃機四機ヲ発見セリ、直チニ艦上機ヲ以テ急追攻撃セシメタルモ、天暗ク敵影ヲ逸スルオソレアリ」 これで敵機の強さがわかった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
「しかし、あの虹の告げ口だけは、どうすることも出来ません」と法水はさらに急追を休めず、凄気を双眼に泛べて云い放った。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかし、法水はさらに急追を休めず、「いやどうして、それこそ|正確な中庸な体系――なんですよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして、その夕からはじまった急追を手はじめにして、彼の神経は、あの不思議な三角形――艇長・シュテッヘ大尉・維納の鉄仮面と、この三つを繋ぐ直線の上ではたらきはじめた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
」 第二号は、卓上の報告に眼を走らせながら、急追求を緩めない。
— 牧逸馬 『戦雲を駆る女怪』 青空文庫
作例 · 標準
警察は逃走する容疑者をパトカーで急追した。
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マラソンで先頭集団に離された選手が、驚異的なペースで急追している。
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市場シェアを奪われまいと、競合他社は新製品開発で急追を始めた。
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彼の急追に、リードしていた選手も焦りの表情を見せた。
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