焼撃
やけげき
名詞
標準
文例 · 用例
……(焼撃をしたのも九十九折の猿が所為よ、道理こそ、柿の樹と栗の樹は焼かずに背戸へ残したわ。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
○九月、日露戦争の講和条件不満のために、市内各所に焼撃ち騒動勃発し、それがために六、七の二日間は各劇場の興行を休む。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
伴左衞 黒船燒撃、異人館燒撃、それらの軍用金が要るではないか。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
近いうちに時機をみて、攘夷の手はじめに先づ異人館の燒撃を遣る。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
)異人館の燒撃……。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
)甚作 拙者は中國の藩中なれど、唯今は浪人の身の上、攘夷の手はじめとして品川御殿山にある異人館を燒撃いたす覺悟でござる。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
唯今も申す通り、拙者に於ても勿論異存はござらんが、異人館燒撃の企ては……。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
伴左衞 あいつ等は徒黨を組んで、攘夷の手始めに御殿山の異人館を燒撃するから、おれにも加勢しろといふのだ。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫