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船宿

ふなやど
名詞
1
標準
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文例 · 用例
提灯には深川船宿|於加田と書いてある。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
今もなほ南岸の人家に往時の船宿のおもかげ少しは残れるがなきにあらず。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
茗渓より下○稲荷河岸は小船への乗り場揚り場として古き人の能く知るところにして、美倉橋下左衛門橋浅草橋柳橋附近には釣船網船その他の遊船宿多し。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
時節によって鱸を釣ろうというので、夕方から船宿で船を借りて、夜釣をして居る人がある。
幸田露伴 夜の隅田川 青空文庫
南部の才浦と云ふ處で、七日ばかり風待をして居た内に、長八と云ふ若い男が、船宿小宿の娘と馴染んで、明日は出帆、と云ふ前の晩、手に手を取つて、行方も知れず……一寸……駈落をして了つたんだわ!
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
その中に――今思うと船宿でしょう。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
一軒の船宿のところへ来ると、新太郎ちやんは、ここだよといふやうに、栄蔵の方へにこにこと笑つておいて、勝手口からはいつていつた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
今年五月の中の頃、鼠頭魚釣りの遊びをせんと思ひ立ちて、弟を柳橋のほとりの吾妻屋といふ船宿に遣り、来む二十一日の日曜には舟を虚うして吾等を待てと堅く約束を結ばしめつ、ひたすらに其日の至るを心楽みにして、平常のおのれが為すべき業を為しながら一日と日を送りけり。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代から続く古い船宿で、屋形船に乗る前に名物の天ぷらとお酒を楽しんだ。
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週末の釣り客で予約が一杯になり、船宿の主人は早朝から釣り餌の準備に追われている。
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隅田川沿いには、風情ある提灯を提げた船宿が今もいくつか営業を続けている。
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ウィキペディア曖昧さ回避

船宿(ふなやど) 屋形船や釣船を業とする商業・娯楽施設。→舟宿 江戸時代、廻船の船員を泊める宿泊施設。→船問屋

出典: 船宿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0