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後生大事

ごしょうだいじ
名詞
1
標準
with religious zeal
文例 · 用例
おう、後生大事と握ってやがらあ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
其片手には消えた蝋燭を後生大事に握っていた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
祝言の席の仕草も想い合わされて、登勢はふと眼を掩いたかったが、しかしまた、そんな狂気じみた神経もあるいは先祖からうけついだ船宿をしみ一つつけずにいつまでも綺麗に守って行きたいという、後生大事の小心から知らず知らず来た業かもしれないと思えば、ひとしお哀れさが増した。
織田作之助 青空文庫
上口の突尖の処、隅の方に、ばさばさした銀杏返、前髪が膝に押つくように俯向いて、畳に手をついてこう、横ずわりになって、折曲げている小さな足の踵から甲へかけて、ぎりぎり繃帯をしていました、綿銘仙の垢じみた袷に、緋勝な唐縮緬と黒の打合せの帯、こいつを後生大事に〆めて、」「大分|悉しいじゃないか。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
お夏は後生大事に、置いた処を爪紅の尖で圧えながら、「ちらちらするね、きっと飲んでおいでだよ。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
にごり屋の軒下へ車を預けて、苜蓿のしとったような破毛布を、後生大事に抱えながらのそのそと入り込んで、鬼門から顔を出して、若親方、ちとお手伝い申しましょうかね……とね。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
それを知らずに偽物を後生大事にかかえて、丸多の亭主は何処をうろ付いているのだろう。
正雪の絵馬 半七捕物帳 青空文庫
家へ帰ると、これを取り返されるから否だと云って後生大事に例の絵馬を抱えている始末。
正雪の絵馬 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼は子供の頃に買ってもらったぬいぐるみを、今でも後生大事に持っている。
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祖父から譲り受けた古い時計を、彼女は後生大事に毎日磨いて使っている。
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拾った石ころを後生大事に宝箱にしまっている息子の姿が微笑ましい。
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ウィキペディア

後生大事(ごしょうだいじ)は、仏教が由来の言葉。

出典: 後生大事 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0