精々
せいぜい
副詞頻度ランク #6686 · 青空 566 例
標準
at the most
文例 · 用例
私の眼の周囲には、萌黄にぼかされた穂高の峰々が、神経の電線に燃えついて、掻き消されそうもない、私は眼球の上へ、人さし指を宛てて、グリグリとやって見たが、一、二尺の先を見つめるのが精々で、森の梢は、その燃えさかりの※の中に、暗を縦横に引っ掻き廻し、入り乱れて手を突き、肱を張っている。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
そこで色々試験をしてみた結果だというのを聞いてみるに、普通下水溝渠のごとき汚水中では精々四日間くらいしか生きていぬが、水が清浄なほど永く生きているそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
スタニスラウスはおそる/\振り返つて見て、精々気を弱らせぬやうにと自ら努力して、口の内で、「こいつ気が変になつてゐるな」と云つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
何うぞ精々傷めて来て下さいな。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
国太郎も、官吏のお嬢さんを貰って側にばかりへばり付いて居るという非難を河岸の者から聴き度くない為め、精々交際は欠かさないようにする。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
精々何にも当飼わないで、咽喉腹を乾しとかないと、この上また何かの始末でもさせられるようじゃどうすると思うんだ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
精々同情のあるのが苦笑する。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
切符を買つて、改札口を出て、精々、着た切の裾へ泥撥を上げないやうに、濡れた石壇を上ると、一面雨の中に、不知火の浮いて漾ふ都大路の電燈を見ながら、横繁吹に吹きつけられて、待合所の硝子戸へ入るまで、其の割に急がないで差支ぬ。
— 泉鏡太郎 『大阪まで』 青空文庫
作例 · 標準
締め切りまで、残された時間はせいぜい三日といったところだ。
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この程度の怪我なら、完治するのにせいぜい一週間もあれば十分だろう。
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彼が一度に持てる荷物の量は、せいぜい二十キロが限界だ。
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標準
to the utmost
作例 · 標準
「自分を磨くために、精々努力しなさい」と恩師に激励された。
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せっかくの機会なのだから、精々楽しんでくるがいい。
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これから厳しい戦いが始まるが、精々腕を振るって見せよう。
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