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諸膝

もろひざ
名詞
1
標準
both knees
文例 · 用例
突然、年増の行火の中へ、諸膝を突込んで、けろりとして、娑婆を見物、という澄ました顔付で、当っている。
泉鏡花 露肆 青空文庫
最近は……尤も震災前だが……土橋のガード下を護謨輪で颯と言ふうちに、アツと思ふと私はポンと俥の外へ眞直に立つて、車夫は諸膝で、のめつて居た。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
雑所は諸膝を折って、倒れるように、その傍で息を吐いた。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
「ここです」と藤尾は、軽く諸膝を斜めに立てて、青畳の上に、八反の座布団をさらりと滑べらせる。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
そこを敵中の一将|牛金が、首を掻こうと駈けてくるのを、呉の丁奉、徐盛らが、馬の諸膝を薙ぎ払って牛金を防ぎ落し、周瑜の体をひっかついで呉の陣中へ逃げ帰った。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
突如、黒山の群衆のその水を打ったように静まり返っていた一点が、さっとくずれたったかと見るまに、人影がばたばたと雪をけりつつ、駆けだすと、いまし山門に向かって歩みだそうとしていた伊豆守の行く手左わきにぴたり、もろひざを折り敷きながら、必死に呼びたてました。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼は礼儀正しく、両手と諸膝をついて挨拶した。
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神に祈るかのように、彼女は諸膝をついて静かに瞑想した。
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土下座する際、諸膝をつくのが正しい姿勢だ。
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