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郷名

ごうめい
名詞
1
標準
文例 · 用例
江戸の方にあった道中奉行所の代わりに京都|駅逓司の設置、定助郷その他|種々な助郷名目の廃止なぞは皆この消息を語っていた。
第二部上 夜明け前 青空文庫
すでに起こって来た木曾福島の関所の廃止、代官所廃止、種々な助郷名目の廃止、刎銭の廃止、問屋の廃止、会所の廃止――この大きな改革は、とうとうここまで来た。
第二部上 夜明け前 青空文庫
「赤門」も本郷名物の一つであり、大学正門の銀杏並木も、学内の現実を、初夏はその若葉で、秋にはその黄葉で美化して見せる名物である。
宮本百合子 本郷の名物 青空文庫
その後世に郷名として存するもの、丹波・美濃・越後等に見ゆ。
喜田貞吉 武士を夷ということの考 青空文庫
和名抄を按ずるに、載する所諸国の郷名に余戸と称する者一国或は十余所に及ぶ。
喜田貞吉 エタ源流考 青空文庫
然し甲斐の国に残されたる「古風土記」の唯一の逸文(後に出す)に拠れば、明に鶴郡となっているのであるから、後人が嘉名の鶴の字に代えたのではなく、和銅以前から既に鶴の字が用いられていたのである、それが「風土記」を編纂する際に畿内七道諸国郡郷名着好字。
木暮理太郎 マル及ムレについて 青空文庫
肥前|値賀の島の美々良久の崎なども正しくその一例であるが、是とよく似た構成をもつものは、『倭名鈔』以前からの諸国の郡郷名に多い。
柳田国男 海上の道 青空文庫
ただ数多い諸州の郷名村名をもって、ことごとくいずれかの壬生部の占拠した地域とする場合において、いささかの難点があった。
柳田国男 海上の道 青空文庫