隊々
たいたい
名詞
標準
文例 · 用例
中央地区と言ったか、何地区と言ったか、とにかく本郷、小石川、下谷、神田、あの辺の学校全部の、マルクス学生の行動隊々長というものに、自分はなっていたのでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
菩提樹下と訳するときは、幽静なる境なるべく思はるれど、この大道|髪の如きウンテル、デン、リンデンに来て両辺なる石だゝみの人道を行く隊々の士女を見よ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
菩提樹下と訳するときは、幽静なる境なるべく思わるれど、この大道|髪のごときウンテル・デン・リンデンに来て両辺なる石だたみの人道を行く隊々の士女を見よ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
菩提樹下と譯するときは、幽靜なる境なるべく思はるれど、この大道髮の如きウンテル、デン、リンデンに來て兩邊なる石だゝみの人道を行く隊々の士女を見よ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
徒一 ええい、われわれは筑波党天狗隊々士!
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
柵前、左手、桜の下あたりに腰を下して槊杖で小銃の銃身を掃除している遊隊々士一。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
他に柵前右手の大釜の傍で火加減を見たり、釜の中を棒でかきまわしたりしている遊隊々士二、これも同じような小具足いでたち。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
ガアルダイアの沙漠軍区――ワルグラの軍区――エル・ゴレアの軍区――私はたつた一人で、帽子のうしろに付いた日覆ひの布を靡かせて、小さな砂煙を立てて、自分の足音を自分で聞きとりながら、支隊々々の休んでゐるオアシスからオアシスへ幾時間も駈けとほしました。
— 犬養健 『亜剌比亜人エルアフイ』 青空文庫