手が切れる
てがきれる
表現動詞-一段
標準
to break off with (e.g. one's lover)
文例 · 用例
途中で自然からこの蓋が取れて手が切れるなんざ、おっと禁句、」とこの際、障子の内へ聞かせたさに、捨吉相方なしの台辞あり。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
足しない船の中の淡水では洗っても洗ってもねちねちと垢の取り切れなかったものが、さわれば手が切れるほどさばさばと油が抜けて、葉子は頭の中まで軽くなるように思った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「庖丁はさびていても、手が切れるさかえ」老母はそう言って、刃にさわって見ていた。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
「松井樣は、何時から此處に住んでお出でですか」「三年前だ、――浪人暮しも長くなると、水の手が切れるから、増田屋さんの厄介を承知で居坐つてゐるよ、尤も、近頃御主人の機嫌が變つたやうだから、近いうちに引越さうとは思つて居るがね」 さう言つたことを、平氣で打ちあける松井小八郎です。
— 弱い浪人 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼とはもう手が切れてしまったから、連絡先も知らない。
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あの悪党とはきっぱりと手が切れたと聞いて安心した。
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「これでやっと、あいつと手が切れる!」彼はそう呟いた。
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標準
to be sharp enough to cut one's skin (of a new banknote, etc.)
作例 · 標準
この新しい千円札は、ピンとしていて手が切れそうだ。
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出来たてのお餅は熱くて、まるで手が切れそうだった。
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丁寧に研いだ包丁は、紙のように手が切れそうなほど鋭い。
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