頭ごなし
あたまごなし
副詞名詞頻度ランク #38814 · 青空 136 例
標準
unsparingly
文例 · 用例
この忙しいのにどんなに世話を焼かすか知れぬと頭ごなし。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
けれども語がはっきりしないのでどこの家でも工場でも頭ごなしに追ひました。
— 宮沢賢治 『革トランク』 青空文庫
だから僕が、まだ聴かぬラヂオに夢中になつて騒いでる時、室生君がやつて来ては、よく頭ごなしに嘲笑した。
— 萩原朔太郎 『ラヂオ漫談』 青空文庫
現に拙者が貴所の希望に就き先生を訪うた日などは、先生の梅子|嬢を罵る大声が門の外まで聞えた位で、拙者は機会悪しと見、直に引返えしたが、倉蔵の話に依ればその頃先生はあの秘蔵子なるあの温順なる梅子|嬢をすら頭ごなしに叱飛していたとのことである、以て先生の様子を想像したまわば貴所も意外の感あることと思う。
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
その時孔子は斉の無礼を咎めて、景公始め群卿諸大夫を頭ごなしに叱咤した。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
筆者の父や叔父、親類連中は勿論のこと、同郷出身の相当の名士や豪傑が来ても頭ごなしに遣り付ける、漢学者一流の頑固な見識屋であったにも拘らず、翁の前に出ると、筆者が五遍ぐらいお辞儀をする間、額を畳にスリ付けてクドクドと何か挨拶をしていた。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
彼は腹立ちまぎれに居あわせた者どもを頭ごなしに叱り付けた。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
半七は頭ごなしに叱り付けた。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭ごなしについて考えています。
我が社の頭ごなし戦略は重要です。
頭ごなしの原理は複雑である。
頭ごなしという言葉が頭から離れない。