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ケッチ

ケッチ
名詞
1
標準
ketch (two-masted vessel with a small mizzen)
文例 · 用例
ところが、それから五六日して、上野動物園で貘の夫婦をあらたに購入したという話を新聞で読み、ふとその貘を見たくなって学校の授業がすんでから、動物園に出かけていったのであるが、そのとき、水禽の大鉄傘ちかくのベンチに腰かけてスケッチブックへ何やらかいている佐竹を見てしまったのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
お話したいことがあるのです」へんによそよそしい口調でそう言って鉛筆を取り直し、またスケッチにふけりはじめた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
私はそのうしろに立ったままで暫くもじもじしていたが、やがて決心をつけてベンチへ腰をおろし、佐竹のスケッチブックをそっと覗いてみた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「僕のスケッチをいちまい二十円くらいで、何枚でも買って呉れるというひとがあるのです」にやにやひとりで笑いだした。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「嘘ですよ」一陣の風がスケッチブックをぱらぱらめくって、裸婦や花のデッサンをちらちら見せた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「ルフラン附きの文章か」つまらなそうにそう言って、スケッチブックをぱちんと閉じた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
子規一派の俳人たちは、詩からすべての主観とヴィジョンを排斥し、自然をその「あるがままの印象」で、単に平面的にスケッチすることを能事とする、いわゆる「写生主義」を唱えたのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
僕の断じて立言し得ることは、蕪村が単なる写生主義者や、単なる技巧的スケッチ画家でないということである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
地中海をケッチで旅するのが、彼の長年の夢だった。
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港には様々な船が停泊していたが、特に目を引いたのは優雅なケッチだった。
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彼は自らケッチを操り、外洋へと乗り出した。
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