コケット
コケット
形容動詞名詞
標準
coquette
文例 · 用例
そこへコケットのダンサーが一人登場して若い方の靴磨きにいきなり甲高なコケトリーを浴びせかける。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
「アオイ・ホテル」のお六の亭主が東京郊外で令嬢殺しの疑いで拘引され、娼家街のマリアとしてお六のコケットな写真が新聞の三面を賑した事件。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
ミサコが廻転扉から出納口につかつかと進むと、コケットな彼女の嬌態に狼狽した行員が自覚を失った指先で紙幣をかきあつめた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
それともかえって雄を誘うコケットリーか。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
このような、男性を相手の「酒場」になぞ持って来ると、美和子はいよいよ天成のコケットだった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ドイツ士官が若いコケットと腕を組んで自分らの前を行ったり来たりする。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
例のドイツ士官のコケットもきょうは涼しそうに着かえて歩きまわっている。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
それからコケットリー、これは昔は男女ともに言ったが、今は専ら女のめかし歩くを指し、もと雄鶏が雌鶏にほれられたさに威張って闊歩するに基づく。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は生まれながらのコケットで、無意識に人を翻弄してしまう。
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コケットな魅力を持つ彼女には、多くのファンが熱烈な視線を送っている。
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彼女がコケットに振る舞うたび、パーティーの空気は一変する。
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