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万力

まんりき
名詞
1
標準
vise
文例 · 用例
万力甚五郎で……」「万力甚五郎……。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
まったくの万力で……。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
「伊勢屋の旦那は万力にたいへん力を入れて、本場所は勿論ですが、深川で花相撲のある時なんぞも、毎日見物に出かけて大騒ぎ。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
万力もいい旦那を持って仕合わせだと、みんなに羨まれていますよ」「伊勢屋のほかに抱え屋敷はねえのか」「十万石の抱え屋敷があったのですが、可哀そうにお出入りを止められてしまって、今じゃあ伊勢屋が第一の旦那場です。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
万力が抱え屋敷をしくじったのも、まあ伊勢屋の為ですから、伊勢屋も猶さら万力の世話をしてやらなけりゃあならない義理もあると云うわけで……」 ことしの三月、伊勢屋の亭主由兵衛は万力を連れて三州屋へ来たが、花見どきではあり、天気はいいので、大抵の芸者はみな出払って、お馴染のお俊も家にいなかった。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
ほかの芸者二人と万力とを連れて、屋根船を徳次に漕がせて大川をのぼった。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
由兵衛と芸者ふたりは挨拶して先きに渡ったが、最後に出た万力甚五郎は、船のなかを横眼で視ただけで、なんの挨拶もせずに渡り過ぎようとした。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
それでも万力は知らぬ顔をして行き過ぎて、今や桟橋へと足を踏みかけた途端に、ひとりの侍は衝と寄ってきて、万力の腰の刀を鞘ぐるみ引き抜いた。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
作業台の万力に木材をしっかりと固定し、ノミで削り始めた。
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整備士は、エンジン部品を万力で固定し、ボルトを締め上げた。
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工房では、生徒が金属片を万力で挟んで、やすりで形を整えていた。
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2
標準
capstan
作例 · 標準
昔の帆船では、ロープを巻き上げるのに万力(キャプスタン)が使われた。
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船乗りたちは、万力を使って重い錨綱を巻き取った。
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港で、船員たちが荷物を積むために万力を操作していた。
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3
標準
cargo net
作例 · 標準
貨物船の甲板には、落下防止のために万力(カーゴネット)が張り巡らされていた。
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港湾作業員は、積み荷が崩れないように万力で固定した。
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輸送トラックの後部には、荷物を固定するための万力が備え付けられていた。
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