従一位
じゅいちい
名詞
標準
文例 · 用例
関白、内大臣、藤原氏の氏の長者、従一位、こういう人が飯綱の法を修したのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
」「それはいま申す通り堂上の生れ」「堂上のお生れと申しまするのは」「それは雲上のこと、公卿の家じゃ」「まあ、あのお公卿様、禁裏様にお附きあそばすお公卿様が、奥方様のお里方なのでござりまするか」「父は准大臣で従一位の家、兄に三位、弟には従五位下の兵衛権佐がある。
— 如法闇夜の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
さすがに太政大臣という官をば容易に将軍に許さなかったけれど、事実上の極位すなわち従一位をば、あまり惜しまずに与えた。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
永正十二年に従一位に叙せらるべき勅定があったけれども、固く辞し奉り、翌永正十三年春の花が散ると間もなく、四月の十三日というに、照雲上人を戒師と頼んで盧山寺において落飾し、法名堯空、逍遙院と号した。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
六 藩士尊攘派が追われたのちの京都へ、翌る文久四年(元治元)正月将軍は再び上洛し、右大臣従一位の叙位をうけ、朝廷に十五万俵を献じ「公武一和顕然」たるものだった。
— 服部之総 『尊攘戦略史』 青空文庫
すでに一度|致仕しておったが、建武中興の後再び仕えて、従一位に昇り、北畠|准后といわれた。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
正親町天皇には、この機会に、臣信長へ、従一位太政大臣を、贈位贈官あらせられた。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
純子夫人は枕頭にきちんと坐って、三宝を捧げ、「唯今、従一位に叙せられました」と挨拶された。
— 中谷宇吉郎 『牧野伸顕伯の思い出』 青空文庫
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従一位(じゅいちい)は、日本の位階及び神階の位の一つ。正一位の下に位し、正二位の上位にあたる。
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