飯台
はんだい
名詞
標準
(Japanese-style) dining table
文例 · 用例
外のもっと年のいった、経験の多い兄哥連は、晩酌を一本やったら、おだを上げたりして、まだ土間の飯台から立ち上がらないのだった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
時としては飯台思案外史とも称していた。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
それ故、その後何度も顔を見ても、気焔咄を恐る恐る傍聞しているだけで、益々都々逸や川柳に精しいのを感服したが、『読売』の投書欄でお馴染の中坂|乃至飯台思案外史をこの五分刈の巨頭君に結びつけて考える事は出来なかった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
思案外史はその頃中坂から一丁半ばかり、富士見町の裁判所の横手の、今は暁星中学校の構内に囲込まれた処に住んでいたから、中坂というは少し無理だが、馬琴がしばしば飯台|蓑笠漁隠と称した如くに飯台を戴く因縁は持っていたのだ。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
じっと目を据えて見ると、土の上にじかにおかれた細長い飯台に向いあって、漁夫、馬橇引、百姓などとりまぜて七八人が腰をおろしていた。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
めったにそんなところに来たことのない帳場が、飯台にズラリとならんで飯を食っている漁夫たちのところへやって来た。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
(船頭、下船頭は帳場と一緒に事務所で、お膳つきで飯を食うことになっていて、ここにはいなかった)食事がおわりかけたころ、飯台の端の方に坐っていた山本が、突然立上って口を切った。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
縁側に背を向け、小さな御飯台に片肱をかけ、頭をまげ、私は一心に墨を磨った。
— 宮本百合子 『雲母片』 青空文庫
作例 · 標準
お寿司を作る際、シャリを切るのに飯台を使うとご飯がべたつきにくい。
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昔ながらの飯台は、木製で通気性が良く、ご飯の風味を保つのに役立つ。
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母はちらし寿司を作る時、必ず大きな飯台にご飯を広げていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
飯台(はんだい) 寿司を入れる櫃、寿司桶 ちゃぶ台の別名
出典: 飯台 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0