俯きがち
うつむきがち
名詞
標準
looking down
文例 · 用例
その美しい眼を心持泣き脹して、雪のような喪服を纏うて、俯きがちに、しおたれて歩む姉妹の姿は、悲しくも亦美しかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」 そう云われて、今迄俯きがちに歩いて来た美奈子も、立ち止って空を振り仰いだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
その美しい眼を心持泣き脹して、雪のやうな喪服を纏うて、俯きがちに、しほたれて歩む姉妹の姿は、悲しくも亦美しかつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」 さう云はれて、今迄俯きがちに歩いて来た美奈子も、立ち止つて空を振り仰いだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
田舎者らしくない風采をした彼は、俯きがちに私たちのそばを通りすぎようとしましたが、そのとき私たち一行のうちの巡査は、「市さん、ご苦労だね」 と声をかけました。
— 小酒井不木 『白痴の知恵』 青空文庫
不注意でした』『………………』 俯きがちに眼を外らせて、忍耐力と戦つてゐるといふ様子で陶が僕に云ふのだ。
— 犬養健 『南京六月祭』 青空文庫
四|人はうつむきがちに、歩いていきました。
— 新美南吉 『花のき村と盗人たち』 青空文庫
京子が、どこかへ外出するのだと思っていると、すぐ後から、鳩色羽織を着たおとなしい姿の倭文子が、うつむきがちに、玄関を降りて来た。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
作例 · 標準
例句