栄螺
さざえ異読 さざい・サザエ
名詞多音語
標準
turban shell (any mollusc of the family Turbinidae, esp. the horned turban, Turbo cornutus)
文例 · 用例
三 登竜門ここを過ぎて、一つ二銭の栄螺かな。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
向う岸はまた一座の山の裾で、頂の方は真暗だが、山の端からその山腹を射る月の光に照し出された辺からは大石小石、栄螺のようなの、六尺角に切出したの、剣のようなのやら、鞠の形をしたのやら、目の届く限り残らず岩で、次第に大きく水に※ったのはただ小山のよう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
エスカルゴ野の栄螺だ。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
廉平は雲を抱くがごとく上から望んで、見えるか、見えぬか、慌しく領き答えて、直ちに丘の上に踵を回らし、栄螺の形に切崩した、処々足がかりの段のある坂を縫って、ぐるぐると駈けて下り、裾を伝うて、衝と高く、ト一飛低く、草を踏み、岩を渡って、およそ十四五分時を経て、ここぞ、と思う山の根の、波に曝された岩の上。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」「…………」栄螺と蛤二十一「なにしろじゃね、本職の前で顔色が悪うて、震えておらるるのは事実じゃね、それはしかし寒いでも構わんです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「あれは栄螺と蛤ですよ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
栄螺、蛤を供うるですな。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……」「それは、」「ははは、やはり(栄螺と蛤)か、そいつは困りましたな。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
夏のバーベキューで、新鮮なサザエのつぼ焼きを味わった。
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磯で子供たちがサザエやアワビを採って遊んでいる。
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サザエの刺身はコリコリとした食感がたまらない。
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