馬事
ばじ
名詞
標準
equine matters
文例 · 用例
「ついでに三上の伝馬事件も告発するつもりである」ことを、彼は告げた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
通例は森を避けて、猪鼻から、岡見、御岳、飛龍山、唐松、猿山などという部落づたいに龍巻村へ向うのが順当なのであるが、私は既に塚田村で遠回りをしたばかりでなく驢馬事件のために思わぬ道草を喰ってしまった後であるから是非ともこの森を踏み越えなければ途中で日暮に出遇う怖れがあるのだ。
— 牧野信一 『ゼーロン』 青空文庫
晩年に夫としていたのは、彼の相馬事件――子爵相馬家のお家騒動で、腹違いの兄弟の家督争いであった。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
今なれバ彼ユニヲンに左馬をのせ候ても宜かるべく、左馬事ハ海軍の事ニハ今ハ不幸者と雖ども、度※戦争致候ものなれバ、随分後にハ頼も敷ものとも相成候べしと楽居候。
— 慶応二年三月八日 高松太郎あて 『手紙』 青空文庫
関係者の中で現在生存している方もあるかも知れまへんので、全部仮名にさして頂きますが、三山という華族さんの家に起った事件でございまして、闇から闇に葬られましたものの、当時之が発表されていましたら、相馬事件以上に問題になったこっちゃろうと思うとります。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
それはさて、私は一昨日、お両人様と花馬事の一等賞を争いました「生きた花馬車」でございます。
— 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
殺される晩 縁日で菊を買ひ剣花坊 おこの殺しや池田亀太郎事件や相馬事件の血腥い明治風景、「生首正太郎」や「閻魔の彦」や「山田実玄」や徒らに血糊沢山の書生芝居、さうしたものをへんに実感的におもはせて心魅かれる作品である。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
「さようなら」 馬事は動きだした。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
作例 · 標準
芭蕉の繊維から作られた布は、独特の風合いがあり、着物に仕立てられることもある。
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