漆色うるしいろ名詞1標準文例 · 用例窓外の光線に私たちのいるこの炉の間は押し黒ずまされ、漆色の暗さは指に触れたら執拗く、にちゃ/\しそうです。— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫その暗澹たる漆色の夜を、二つの焔が遠ざかって行った。— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫私は、蘭燈のゆらめく蔭で若い女があの鬼火のような青い唇の間からとき/″\黒漆色の歯を光らせてほゝ笑んでいるさまを思うと、それ以上の白い顔を考えることが出来ない。— 谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』 青空文庫