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一族郎党

いちぞくろうとう異読 いちぞくろうどう
名詞
1
標準
one's family and followers
文例 · 用例
それで、今仮に詩的性情を持つ一青年があつたとして、かの成巧せる実業家、成巧せる政治家が、子供や孫、一族郎党でもゐなかつたとしたら、どんなに退屈するものであるかは、一寸理解され難いのである。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
※ 牡雀と牝馬 百姓の家の中庭に、雀の一族郎党が集つた。
中原中也 山間秘話 青空文庫
五月二日の夕刻、和田左衛門尉義盛さまは一族郎党百五十騎を率ゐて反旗をひるがへし、故右大将家幕府御創業このかた三十年、この鎌倉の地にはじめての大兵乱が勃発いたしました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
笠置の陥る前、護良親王を迎へ奉つた楠木正成は、笠置陥落後も、関東の大軍を迎へて、奇計を以て之を悩ますこと二十日に及んだが、遂に孤掌鳴りがたきを知り、城に火を放つて自殺と思はせ、護良親王を擁し一族郎党を引きつれ、風雨に乗じて、姿を晦ました。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
」「奴等のことだから何時もイカサマ術を用ひて分捕つてはゐるんだが、吹雪男が現れてからといふものは皆なその化物にさらはれてしまつて素寒貧となり、音無の親爺をはじめ一族郎党は気狂ひ騒ぎでありますよ。
牧野信一 鬼の門 青空文庫
一行とは竹内栖鳳氏の一族郎党、並に大元洋行のお上さんである。
芥川龍之介 長江游記 青空文庫
そこで一族郎党を父につけて、之を秀吉の陣に送り約をまもる。
坂口安吾 黒田如水 青空文庫
「さてお尋ねの時間に於ては、この室内に僕一人が残っていた――とこう申上げると、貴方は喜ばれるのでしょうが、実はその時間フルに、一族郎党ここに控えていたんです。
海野十三 爬虫館事件 青空文庫
作例 · 標準
一族郎党を引き連れての引っ越しは、さながら大名行列のようだった。」
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選挙戦が始まると、候補者の一族郎党が総出で沿道に立ち、必死に支持を訴えた。
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事業に失敗した彼は、一族郎党を路頭に迷わせるわけにはいかないと、死に物狂いで再起を図った。
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正月には本家に一族郎党が集まり、家長を囲んで厳かに新年の挨拶を交わすのが古くからの習わしだ。
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