国定教科書
こくていきょうかしょ
名詞
標準
national textbooks
文例 · 用例
国定教科書の内容に間違いのある場合とはよほどわけがちがうのではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
電車で逢った背広服の老子のどの言葉を国定教科書の中に入れていけないといういわれを見出すことが出来なかった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
国定教科書にあったのか小学唱歌にあったのか、少年の時に歌った歌の文句が憶い出された。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
国定教科書の肉筆めいた楷書の活字。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
そのなんとか権所有の、これもそう思えば国定教科書に似つかわしい、手紙の文例の宛名のような、人の名。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
そんな国定教科書風な感傷のなかに、彼は彼の営むべき生活が示唆されたような気がした。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
順平は国定教科書の「作太郎は父に連れられて峠を……」という文句を何となく想出したが、後の文句がどうしても頭に泛んで来なかった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
読者は今度国定教科書の插絵が大変かわったことに気づいていられるだろうか?
— 宮本百合子 『今日の文化の諸問題』 青空文庫
作例 · 標準
昭和初期の国定教科書を古本屋で見つけ、当時の教育がどのような価値観に基づいていたかを確認した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
国定教科書の制度は廃止され、現在は民間の出版社が作成したものを国が検定する仕組みになっている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
彼は歴史の授業で、国定教科書がかつて国民の意識を統一するために果たした役割を学んだ。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
国定教科書(こくていきょうかしょ)とは、教科書・教科用図書の編集・発行などの権限を国家が占有する制度である。あるいは、政府が全国一律に発行・配布する教科書も指す。
出典: 国定教科書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0