香具師
こうぐし
名詞
標準
incense maker
文例 · 用例
詐欺師や香具師の品玉やテクニックには『永代蔵』に狼の黒焼や閻魔鳥や便覧坊があり、対馬行の煙草の話では不正な輸出商の奸策を喝破しているなど現代と比べてもなかなか面白い。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
結局かれは香具師のなかまから構われて、どこの小屋へも出ることが出来なくなった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
香具師の力持ちの夫婦は肥った運動服のかみさんを先に立てゝ、のそ/\キャフェの軒の下に避難しに行く。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
が、この男はまだ芸術家になりきらぬ中、香具師一流の望に任せて、安直に素張らしい大仏を造ったことがある。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
「仁寄せ」などと言えば、香具師めくが、やはりここはあくまでこの言葉でなくてはならぬ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
それほど、なにからなにまで香具師の流儀だったのだ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
『いゝ香具師もつかなかつたと見えるな』『さうでせうとも、……、早く逃がしてやればいゝのに、慾張たちが』 逃がす、といふ言葉がなぜだかふつと私に例の姿を想ひ出させた、何處か其處らの海の中をせつせといま泳いでゐるであらうその姿を。
— 若山牧水 『鴉と正覺坊』 青空文庫
そこが香具師や因果物師の付け目でしょうね。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
かつて香具師は、寺社などで香料を売って生計を立てていました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は伝統的な香具師の技術を継承し、貴重な香を制作しています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この香具師が作るお香は、遠方からも買い求めに来る人がいるほど人気です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
stallkeeper (at a festival, fair, etc.)
作例 · 標準
祭りの会場には、賑やかな声が響く香具師の屋台が並んでいました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
香具師のおじさんが、巧みな話術で通行人の興味を惹きつけていました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「お兄さん、この珍しい品物、どうだい?」香具師が笑顔で話しかけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
香具師 とは、祭礼や縁日における参道や境内や門前町、もしくは市が立つ所などで、露店で出店や、街頭で見世物などの芸を披露する商売人をいう。また野師、野士、弥四、矢師とも表記する。
出典: 香具師 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0