春意
しゅんい
名詞
標準
tranquil mood of spring
文例 · 用例
男女道に会って恋心を催す、畜生と雖も生ある限り、牡、牝を知って、春意を覚ゆるは、即ち天地自然陰陽の理に定むるところじゃ。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
宵はこのときに及んでようやく春情を加え、桜田御門のあたり春意ますます募り、牛ガ淵は武蔵野ながらの大濠に水鳥鳴く沈黙をたたえて、そこから駕籠は左へ番町に曲がると、ひたひたと大江戸城の外廓に出ぬけてまいりました。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
4 いかさま舟宿としては一流らしい構えで、数寄をこらしたへやべやは、いずれも忍ぶ恋路のための調度器具を備えながら、見るからに春意漂ういきな一構えでした。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
それほどに目立つことなく、そして恐らくこれは北國に限られた花かも知れぬが同じ樣に春意を傳へるものにまんさくの花がある。
— 若山牧水 『花二三』 青空文庫
彼女はただしっかりとこの一枚のうつしえを抱きしめました」 再びその部屋に入って来た淑貞の咲きみちた花のような姿は、C女史に「一団の春意屋中に在りて流転す」とでもいう感銘を与える。
— 宮本百合子 『春桃』 青空文庫
」「春意一場娘子軍。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
自らは不死の薬の壼抱く身と思ひつつ死なんとすらん 発病の翌年の春意識の漸く囘復して歌を作りうるまでになつた時のもので、芸は長く命は短しの句を現実に自己の上に体験する作である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
もし春意というようなものが天地の間に動いたとするならば、一輪一輪と開いてゆく梅はそれをシンボライズしたようなものであります。
— 高浜虚子 『俳句とはどんなものか』 青空文庫
作例 · 標準
木々が芽吹き、**春意**が満ち溢れる季節となった。
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川沿いを散歩すると、穏やかな**春意**を感じることができた。
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「この庭園は、手入れが行き届いていて、**春意**が感じられていいね。」と訪問者は感動した。
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標準
sexual desire
作例 · 標準
春になると、若者たちの間に自然と**春意**が芽生える。
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彼は、彼女の**春意**を敏感に感じ取り、そっと近づいた。
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「あら、なんだか今日、あなた**春意**があるわね。」と彼女は微笑みながら言った。
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