いやさ
いやさ
感動詞
標準
dear me
文例 · 用例
まひる利根川のほとりを歩めば、二人歩めばしばなくつぐみ、つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、いまもわが身の身うちよりもえいづる、永日の嘆きはいやさらにときがたし、まことに故郷の春はさびしく、ここらへて山際の雪消ゆるを見ず。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
感傷の塔萩原朔太郎塔は額にきづかる、螢をもつて窓をあかるくし、塔はするどく青らみ空に立つ、ああ我が塔をきづくの額は血みどろ、肉やぶれいたみふんすゐすれども、なやましき感傷の塔は光に向ひて伸長す、いやさらに伸長し、その愁も青空にとがりたり。
— 萩原朔太郎 『感傷の塔』 青空文庫
紳士は、これだから、いやさ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
陸上の人はこれだからいやさ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
いやさ、これほど出来上った山やおまえに何の力や性格を増し加えようというのだ、慾張り」 女神は、しばらく黙って父の翁のいう言葉の意味の在所を突き止めていたが、やがて溜息をついたのち、静にいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
自分の大切な生命力をついやさ無いものに本当の愛念の残るはずはありません。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
科学者のM君は積分的効果を狙って着実なる戦法をとっているらしく、フランス文学のN君はエスプリとエランの恍惚境を望んでドライブしているらしく、M夫人の球はその近代的闊達と明朗をもってしてもやはりどこか女性らしいやさしさたおやかさをもっているように見えた。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
そして、私は水島や助手や看護婦の前に、いやさうして尚ほも脣を動かし續けてゐるお前の前に佇んでゐる堪らない苦痛と、赤面と、恥ぢと、戰きとにあらがつて行く事は出來なくなつた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
作例 · 標準
『いやさ、ちょっと待ってください』と声をかけた。
年配の男性がいやさと言いながら話しかけてきた。
昔の映画では『いやさ』という言葉がよく使われていた。
古い時代のビジネス文献で『いやさ』という言い回しが見られる。
標準
I mean
作例 · 標準
『いやさ、ちょっと待ってください』と声をかけた。
年配の男性がいやさと言いながら話しかけてきた。
昔の映画では『いやさ』という言葉がよく使われていた。
古い時代のビジネス文献で『いやさ』という言い回しが見られる。