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鞍上

あんじょう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
on top of a saddle
文例 · 用例
枕上鞍上厠上合わせて三上の意だという。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
残る一つの「鞍上」はちょっとわれわれに縁が遠い。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
鞍上と厠上の場合にはこれが明白であるが枕上ではこれが明白でないように見える。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
」 私はこう言うと、たくましい鹿毛の馬が検量所から堂々登場、普通駈歩で前を通ったが、鞍上にはロス大佐の馬主色として知られる黒と赤の勝負服を来た騎手が乗っていた。
SILVER BLAZE シルヴァブレイズ 青空文庫
――四つの馬は、鞍上人なく、鞍下に馬なく、青葉ゆらぐ台町馬場の芝草燃ゆる大馬場を、投げ出された黒白取り取りの鞠のように駈け出しました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
そして、ロシナンテの蹄から、ワザと水に濡らしておいた草鞋を脱ぎ去つて、体をかはかして鞍上に飛び乗つた。
牧野信一 変装綺譚 青空文庫
鞍上にはロス大佐の色別として有名な黒と赤との騎手が乗っていた。
SILVER BLAZE 白銀の失踪 青空文庫
それっきり自分は口をつぐんでしまったが、たった一瞬間にして通り過ぎただけの白馬|鞍上の紳士の姿は、一生涯忘れられないほど爽かに眼に残った。
水上滝太郎 大人の眼と子供の眼 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日鞍上について考えている。
鞍上という言葉は日本語で重要だ。
彼は鞍上の意味を理解している。
この文には鞍上が含まれている。