締木
しめぎ
名詞
標準
(oil) press
文例 · 用例
折角死んでも、それを食べて呉れる人もなし、可哀そうに、魚はみんなシャベルで釜になげ込まれ、煮えるとすくわれて、締木にかけて圧搾される。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
鰯なら一缶がまあざっと七百|疋分ですねえ、締木にかけた方は魚粕です、一キログラム六セントです、一キログラムは鰯ならまあ五百疋ですねえ、みなさん海岸へ行ってめまいをしてはいけません。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
その仔細が解かったかの……」 平馬は締木にかけられたように固くなってしまった。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
目的は――本当の目的は、俺達をウンと働かせて、締木にかけて、ギイギイ搾り上げて、しこたま儲けることなんだ。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
彼らは天井へ釣るされて締木で生血を絞られる。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
それと共に、急いで神尾に取られた手を振り放そうとしましたけれど、それは締木のように固く握られてありました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
荏胡麻の實を臼に入れて搗き締木にかけて油を搾つた殘りを、やはりその多くの産地では子供が貰つて喜んで食べた。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
荏胡麻の実を臼に入れて搗き締木にかけて油を搾った残りを、やはりその多くの産地では子供が貰って喜んで食べた。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの製油所では、巨大な締木を使って油を搾り出していた。
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博物館に展示されている締木から、かつての重労働の様子が伺える。
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木材を固定するための締木を調整し、作業を再開した。
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